9月1日361回日本語例会

9月1日361回日本語例会

9月1日開催の361回日本語例会はテーマ設定無しのベーシックな運営ながら、熟練のテーブルトピック”マスター”TMKによる30分に及ぶ、開始前から全員に当たるの確定のテーブルトピックス。会長と期待の大型新人による準備スピーチ、そして、これまた熟練、かつ飽きの来ないフレッシュな視点を提示してくれる素晴らしい論評などにより、質の高い例会となりました。

これは持論ですが、テーブルトピックス・マスター*は、ディナーの席で場を暖めるために来客から素敵なお話しを引き出す役割、と考えています。そういう意味で昨晩のTM Kのコントロールは全員から素敵な話を引き出し、準備スピーチに向けての場を暖める役割を見事に果たしていました。準備スピーチのお二人もこれまた質の高い内容で、投票となったら悩むところだったのですが、他は完璧と言って良いのに大幅タイムオーダーの新人TM Yは、まぁ、ご愛敬という事で。

論評セッションはこれまた熟練のTM SとTM Oのお二人が、それぞれ定番をあえて外すパターン、基本をがっちり押さえるパターン、それぞれのお手本のような論評を展開し、これを初総合論評の若手が差配するという実にバランスの取れた役割配分。

実は、例会の役割に誰をどこに配分するか、テーブルトピックスで誰をどういう順番で指名するかなどで、仕掛け側(プランナー、VPE、TTM)は、ある程度例会を全体としてコントロールしているわけですが、今回のプランニングは、あえて、特に色をつけなくてもベーシックな配置で、例会の質を高めていく事は出来る。という事実を自ら実践して試したかったのかな? と思った361回日本語例会でした。


*一応テーブルトピックスって何? と思った方へ:司会役のテーブルトピックスマスターから出されたお題に沿って、指名されたらノータイムで2分間のスピーチをしなければならないトーストマスターズの名物プログラムです。

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